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愛知県豊田市 T邸

熊澤安子建築設計室様が手掛けられた、愛知県豊田市のT邸の庭作り、二日間の作業が終了しました。

 

あと少しの植栽と手直しを来週にさせて頂き完成します。

 

熊澤さんが手掛ける「六角形の家」が最初どんなものか想像が出来ませんでしたが、大変にユニークで素敵な外観に仕上がっています。

 

<Before>

 

<After>

 

<Before>

 

<After>

 

家が六角形ということは、庭も自然変則的になりますが、それが却って面白い景色を作っています。

 

樹木は、繊細な5mのアオダモ、アカシデ、コナラ、山紅葉と・・。

 

足元には様々な山の躑躅や鶯カズラ等、在来種の山野草も沢山植えました。

 

愛知県は、常滑という陶芸の産地がありますが、こちらの土も真っ赤な粘土質の土壌で、必ずしも植物に適しているとは言えません。

 

黒土を厚く足しパーク堆肥もたっぷり使って、健康で肥沃な土壌を作り樹木を植栽します。

 

樹木や土は東北から朝一番で輸送、二日間で景色が変わりました。

 

 

冬の現在は葉がありませんが、新緑の頃に葉陰が木目の外壁に揺れることを思うと今からワクワクします。

 

現場監督さんも、「二人で二日間でこんなに変わるんですね!」と驚いてらっしゃいましたが、良い家と良い樹木や草花が呼応して、「住み良い場」が生まれるのだと改めて実感します。

 

今回も全力を尽くしてくれた仲間、生産者さん、現場の方々、何よりもお声掛け頂いた建築家さん、そしてお客様に心より感謝申し上げます。